在宅勤務定着、ニッポンの壁 主要国で最低水準 チャートは語る 米グーグルによるスマートフォン利用者の位置情報などの分析によると、日本の4月の出勤者はコロナ前(1月から2月上旬の中央値)に比べて21.9%減少したが、緊急事態宣言の解除後の6月には同12.9%減まで出勤者が戻った。
「ピンチのときほど、チャンスはある」とは、言うけど、チャンスをつかみ取るために、チャレンジしているか。
緊張感のあった一回目の緊急事態宣言後も上記の通り。本日現在(2021年1月14日)二回目の緊急事態宣言下では、「緊急事態」だよ、と言っているのに、人出は、かなりある。感染者も感染死亡者も、毎日、新記録。
なんとなく「早くこの騒動がおさまらないかな」と思っている人が、多い。結局、もとに戻ってしまう。コロナ前に戻ることが前提の人が、かなり多い。
半年後の現在は、第一回目の緊急事態宣言時よりも深刻なのに、まったく、抑制がきいていない。 ピンチは、ピンチのまま、この状況変化のあとは、もう、もとには戻らない、状況は変わったまま、それをふまえて、さらに変化が起こるのでは。それだけ、今回のコロナ騒動は、大きな契機なのでは。
だから、この変化に、どうチャレンジしていくかが、生き残れるかどうかの分かれ目になるのじゃないかと。
ピンチをチャンスに変える、ピンチに対応していく、早めにリスクに立ち向かっていく。ふだんの仕事と一緒。
ただがむしゃらにリスクに立ち向かっていくのでは、生存率が低い。解決過程で課題解決をひとつづつ、行っていく、対応を評価し、新たな対応を行う。試行錯誤と継続的改善が、ピンチを克服していくのではないかと。
もう、もとには戻らないのだから、腹をくくって頑張ります。
ICHIRO×AKIO TOYODA #5「ピンチとチャンス」